最近の厳美渓のようすは、次ページ(厳美渓レストハウス)に写真を掲載しております。


 当館のある厳美渓は、国の名勝天然記念物に指定され、栗駒山を原流とする磐井川の中流にあり、日本百景に数えられております。
はるかな時の流れが創造した奇岩、怪岩。当館脇の天工橋の上流下流2キロにわたる美しい渓谷。両岸に切り立つ巨大な岩肌、須川岳爆発初期に噴出した石英安山岩質凝灰岩が急流にえぐられ、豊潤で絶え間ない水の調べが、静かな自然空間に響きわる。川床の岩盤には、窪みの中で砂や小石が水流の勢いに乗って回転し、徐々に周囲や下方をえぐり取って、ドリルで穴をあけたような釜や穴を多くあります。これが甌穴(おうけつ)と呼ばれ、大変珍しいもので天然記念物指定されております。


 仙台藩主・伊達政宗公が、「松島と厳美がわが領地の二大景勝地なり」と自慢しては、度々この地を訪れました。エメラルドグリーンの水流と四季により色調がかわる両岸の岩と渓谷の織りなす自然美を堪能したといわれます。また、公園内に茶室を作ったり、桜を植えるなど”厳美渓が大変お気に入り”だったようです。その桜は”貞山桜”と呼ばれ公園内に今でもあります。また、茶室・臨泉亭の跡地もあります。訪れる観光客は年間70万人以上と言われ、季節に応じて変化する景観美は、見る人の目を楽しませ、心を和ませてくます。
 古都・平泉にも近く、中尊寺・毛越寺・達谷窟への観光・参拝の拠点に最適です。世界文化遺産登録申請予定地の骨寺荘園跡地や一関温泉郷も近くです。
ぜひ当店・厳美渓レストハウス・姉妹店いつくしだんごの館へお越しくださいませ。スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。